最近、夫が柔道を伝えだしています。
やっぱり、
子どもも大人も
強くても弱くても
練習に通い続ける人は放ってはおけないようです。
毎週末に行っている練習会は
いつのまにか人数が増えてきたので
トレーニングをしたあとは
市の道場を借りて練習したりもしています。
トレーニングにおいては
小学生であれ、人を投げる、投げられるスポーツですから
怪我をさせない、しない
最低限の体力は身につけていくことがマナーだとおもいます。
そのため、昨日の練習では練習始めにやる回転運動に1時間かかりましたよ（笑）
目先の勝利考えない主義柔道
つるの湯道場に、いつのまにか集まった子達は
自分の所属の道場があります。
なので、夫も私も試合のことなどは一切頭にない状態です。
ただ、ただ、教わりたいと
トレーニングも一緒に行い
毎週来る子達に
柔道を0から教えているという
今、スポーツ界で話題になっている勝利史上主義とは
かすりもしない活動を行っているわけです。
夫の教え方は
細かく、子どもも大人も同じクラスを受けれます。
簡単ではないけれど、子どもも同じことを目指せるからです。
例えば、
昨日の練習では、
小内刈りにはいるまでの動作を
形にするまでに2時間かけました。
次回はまた来週です。
こんな調子で
夫がもっている柔道の技術を100としたら、
1日の練習で0.01くらいずつ進みます。
ただ、0.01でも確実に進みます。
小学2年生が
メダリストと、0.01パーセント同じことができるようになる
それって、すごいとおもうんです。
全ての選手が
現役を退けば
自分の強さがうりではなくなるものです。
強くても、
伝える技術が乏しければ
自分が通ってきた、気合いや根性論を押し付けるしかなくなります。
だったら、
せめて技術を学び、身につけて
教える立場になったときに引き出しをたくさん持っていた方が良いです。
今、教えている子達が
柔道でどんか成績を残していくかはわからないけれど
こうして、感覚ではなく
0.01ずつでも明確な技術を身につけていくことは
この先のことを考えても
とても大切なことです。
現役時代に学ぶ
わたしがラッキーだったのは
ギリ、柔道を辞める直前の大学時代に
柔道というものを学ぶ時間があったことです。
それまで、練習は生活のようにしてきたのに
学んだことはありませんでした。
たくさん、練習をし身体に反応をすりこませ
人間がもっている反応にまかせて
柔道をしていたんでしょう。
それでもたまに勝つことができたりしてました。
だから、自分が勝つのはいつもまぐれだと思っていたものです。笑
それが、大学に入り
柔道を学びました。
それまで、
理解せずとも本能的にやっていたものを
一旦休止させ。
ゼロから始める柔道、として
組むことから学んでみたのです。
そうしたら、実際自分が理解して動いてないことが多くて多くて😅
それは大変でした。
いざ、練習になれば
考えることより、とにかく反復が1番の近道なのだとおもいます。
ただ、その前に練習外で
学びの時間を入れれているかどうかで
反復の質が変わります。
練習じゃないときくらい
頭を使って柔道を勉強しても良いはずです。
柔道を学び、身につけようと真剣に取り組めば
練習で
気合いが入ってない
と、監督に怒鳴られることはないでしょうね。
苦手だけれど…
私も夫の柔道教室では未だに勉強中でして
これから、
息子が大きくなっていく段階で
夫の老化が進行し、
今のように生の動きが見られなくなったときのために
ビデオを撮っていこうとおもっています。
電子機器は本当に苦手意識があるのですがね。
私をはじめ、柔道を教える立場にある皆さん
今からでも柔道は学べますので
ともに頑張りましょう。
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