抜ける背負い投げを教える理由

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今回の記事では内柴自身が書いた文章を載せます。

 

【内柴正人】ケンカ四つ背負い投げ 1/2

【内柴正人】ケンカ四つ背負い投げ 1/2

 

YouTubeで先日あげた動画に対しての説明と補足となります。

 

 

 

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抜ける背負いをかける理由

 

これは簡単、投げようとするから技に入れないことが多い。

 

技というものは、投げる事が成功だという意識があるから、

 

精神的に

「かからなかったらどうしよう」

「返されたらどうしよう」

 

という気持ちが働くのも事実です。

 

これを解消してあげたい。

 

それが「抜ける背負い」なのです。

 

抜ける事が目的ですので、潜るスペースを作ろうとする。

 

面白いのが、相手は抜ける背負いであっても、投げる背負いであっても、受ける時の力は全力でしょう。

 

 

奥(抜ける背負い)

手前(押し込む背負い)

ど真ん中(投げる背負い)

 

手前、手前、奥、

奥、奥、手前、

このくらい投げない仕掛けで自分に余裕を作り、

ど真ん中に背負いの形をはめることができれば勝ちなのです。

 

そんな話。

 

 

また、僕は1回の組手

相手と組んだ時点で掛けて潰れるまで、

掛けて抜けて潰すまで、

投げるまでに
背負い投げ3連発、4連発くらい打てる意識を

練習の時から持てていると、人と競り合う勝負をする時に

 

競り負ける理由がなくなるのです。

 

競り合ったら勝ち

最悪、指導の累積で勝ち

普通に投げる。

 

 

これ以外は、組み手の手順をミスって抱きつかれてぶん投げられる以外負けないんですね。

 

お試しあれ!

 

 

 

補足

 

あっ、「掛けて潰れる」と一文書いてるけど

基本は掛けて潰れても、押し込んで

「待て」が掛かる時には、必ず相手の上につく事。

 

この、理由は一度掛けて潰れて「待て」を待つ。

 

自分が仕掛けた事で、相手に寝技のチャンスを与える必要もない。

 

なので、抜けて相手が潰れたら、もちろん上につき。

手前に入って潰れたら押し込む。

 

相手は背中を付くまいと

下手くそな背負いでも、うつ伏せに潰れるようにしてくれますから、

 

引き手、釣り手をしっかりコントロールして

押し込み続ければ、相手は勝手に下になってくれます。

 

 

最後のワンポイントは

 

一回一回の潰して上に付くたびに寝技には行かない方がいいです。

 

毎度毎度、潰して寝技に行けば、

 

投げたいのか寝技で決めたいのか流れが悪くなる。

 

投げるための抜ける背負い、押し込む背負い、ならば、潰したら立つ。

 

次の組手で背負いで投げる。

 

 

その繰り返しの中で、相手が寝技に対しての意識が弱くなります。

 

その時に流れで一発決め技を持っておけば、

寝技が苦手な人でも寝技で決める事も可能ですね。

 

【内柴正人】ケンカ四つ背負い投げ2/2

 

以上

 

Umhy171911

熊本県の八代市に住んでおります。
夫が務めるつるの湯八代店にて、私もスタッフとして働いています。

4歳になった息子、45歳のおじさん(旦那)、おじさんのようなおばさんの私
3人暮らし。
日々の暮らしでおもうことなどを投稿していく予定です。
私も旦那も昔、柔道をしていました。
特に旦那のほうは社会人まで柔道をしていたので柔道関連の記事も書いていく予定です(^^)

年齢:32歳
出身:長野県上田市
資格:柔道整復師
好きな食べ物:美味だれ焼き鳥

★美味だれ焼き鳥は私の祖父が発案した、上田市を代表するB級グルメです!

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