この週末教え子のインターハイ予選があり、負けてしまったようです。
彼女が中学生の頃から、関わらせてもらってる子です。
動画を送ってくれたので見てみると
少し残念な負け方をした試合内容でした。
強豪校に行き、3年間親元を離れこの、コロナ禍の中頑張ってきたとおもいます。
それは、普段練習をみていなくてもわかります。
手を抜ける子ではないので
今回の試合は高校最後のインターハイ予選。
そりゃ、勝ってほしい気持ちはあります。
でもそれ以上に、高校でどんな練習をしていたのか
どんな3年間だったのか、そんなことを試合で知れたらもっと嬉しいんです。
ただ負けるときはそんなもので
全てが噛み合わなくなり混乱してしまったりするものです。
そこで出てくるのは1番根強く残っている柔道だとおもいます。
私はその、柔道を教えてあげれなかった。
その申し訳なさを今になってヒシヒシと感じています。
今、夫と一緒に子ども達に柔道を教えているけれど、
いつも、思うんです。
ああ、あの子はできているかなぁと
彼女が中学2年生の頃に結婚、妊娠、キルギス転勤
中学に上がり、体力がついてきてこれからというときに
多分、全然向き合えてなかったのだとおもいます。
とはいえ、わたしも彼女も
この先人生は続いていきます。
泥水をすする期間が続こうとも、這ってでも前に進んでいく
この気持ちは変わらないとおもいます。
「大学でも続けます。推薦がでなくても勉強で入ります。」
と、連絡がありました。
柔道で、成績が出なくても評定や、学業の成績
これで大学に入ったのなら、それは高校での努力の結果です。
素晴らしいことです。
今、凹んでいる暇はありません。
それに関しては私も同じく、
彼女に対しても今教えている子たち、
自分の子どもにおいても
しっかりと向き合って成長をともにしていきたいと感じています。
こどもの可能性は無限大ですから
…まずは自分が頑張ります。
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