今日は午前中に30分の座学が入りました。
内容を少し紹介してみます
テーマ
☆試合の組み立て
乱取りの作り方
~得意でないテクニックの練習をする理由~
まず、試合が始まり自分は何をするのか考えてみよう
1.2つ組む
2.1つだけ持ってかける技
3.組み合わせたパターン
(柔道の練習だと、パターン練習といわれているもの)
4.抱きつき(相撲のような動き)
キルギス人選手が好きな、
4、の抱きつきから入ったとして
これがブロックされて、まてがかかる
その次に何番を組み合わせるのか。
抱きつきだけしかできなかったら
行き止まりの道にずっと体当たりしているのと一緒
また、
相手がそのブロックに対応を立ててきたら負けてしまう
その時に、
1、の2つ組むことが
自分のテクニックとして持っていれば、
試合の流れを変えることができる
こうして逆トーナメントのように
ひとつひとつのテクニックを
練習することが試合を組み立てるのに必要な作業
ここから、内柴正人が書きますね。
ひとつの好きなテクニックだけ練習していては、
たまたま相手がその技に対しての対応を知っていたとする。
そうするとそれを強引に行くしかなくなる。
強引に行ける程の組手の練習をしているのであれば
ひとつの技でも投げれるであろう。
たまたま、負けるなんて絶対に嫌だ!
私が18才からの4年5年6年間はこのような事を毎日考えていた。
今もそうです。
大学柔道部の柔道ノートには小さい字で
ノート4ページは書いており、
これを見た斉藤先生はマネージャーに呟いたそうです。
「こいつは必ずチャンピオンになるぞ!」
まだ、私が何でもない学生の頃です。
そう言われたことをマネージャーから内柴にこっそりと知らされました。
(当たり前じゃん、その為に大学まで来てんだから。)
柔道ノート、
書くのサボってて先生が集める時に慌ててみんな誤魔化して書いてるやつね。
いらないならやらなくてもいいのだけど
自分の夢に責任を持つ1つとして
私は拘って書いてました。
この逆ピラミッドで練習や試合の流れを考えて行く方法は
1.2.3.4スタイルで書く事もできますが
本来はひとつのスタイルで技や
組手の手順、相手の動きを書いてました。
攻め方の手順は感覚でやる人がほとんどです。
感覚派でも構わないのですが
大抵、高校生位から幅が無くなり
できる事と出来ないことへのこだわりも強くなります。
自分で自分の可能性を狭める事をしたくないですね。
そんな風に私は考えて柔道を作っております。
書き手、変わります。
参考までにYouTubeでもアップしてみました。
編集などはしていませんが興味のある方はご覧下さい。
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