一昨年まで住んでいたキルギスで
柔道の割と大きめの国際大会をひらかれ
日本の選手も何人か出場しているようです。
キルギスの柔道連盟は
自分の国の選手は強化しないけど
自分達を売り込むことにお金を使います。
選手は自分でスポンサーを見つけてきて
大会に出場するけど
協会のおじさん達は好き勝手に大会に行き
各国のお偉いさんが集まる
何とか委員会のような会合に出席し
試合は見ません。
世界選手権やオリンピック
派手な舞台のセコンドには
顔を見たことすらないスーツを着たおじさんが
急に現れ、シレーっと選手の後ろを歩いていき
セカンドボックスにつきます。笑
呆れが止まらない国に行きました。
でも、
これが組織の姿なんだろうと発見になりました。
どこも一緒なんでしょうね
あるとこにはある。
ってやつでしょう。
まぁ、
キルギスのように本当に何も整っていない国では
偉い人は不正を隠そうともしないし
格差も当たり前
かといって、
貧しい国民が
みんなムチをうたれて働かされているかといったら
そうでもなく
大半の人が
のらりくらりと
その日、生きるのに必要なお金を稼いで
家族と笑って生活しています。
もし、日本に住んでいて
イライラがたまったり、
色んなモヤモヤ、
もっともっとと、
求める気持ちが強くなりすぎてしまったときは
キルギスで過ごして
出会った人々を思い出そうとおもいます。
あ、
冒頭にふれた大会で
キルギスの選手が優勝したと
報告がありました。
81kg級のゾロエフ
準決勝
夫のこの記事で少し触れられている
イラン、イスラエルの国家間の問題で
モンゴルに国籍を移した選手と対戦。
このモラエイ選手は
世界チャンピオンにもなったことがある選手なので
厳しいかな
と、思いましたが勝利。
ゾロエフ、元々ロシアの選手です。
国籍を変え、
キルギスからの挑戦ですので今回の優勝は一安心でしょう。
私も毎日顔を合わせていた子なので嬉しいです👏
理不尽の中でも
気持ちを強く、頑張ってくれることを願います。
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